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ChatGPT や Claude を顧客との会話に接続する:APIキーは不要です
「今週、お客様は何と言っていた?」を AI アシスタントに聞きたい。OAuth のサインインなら、ChatGPT や claude.ai を MonoChat MCP サーバーに数クリックで接続できます。アプリを承認し、読み取り専用か読み取りと書き込みかを選び、いつでも取り消せます。
MonoChatチーム 更新日: 1 分で読めます
目次
ChatGPT、claude.ai、Claude Code を MonoChat の顧客との会話に接続するには、サインインするだけです。API キーを作成したり貼り付けたりする必要はありません。AI アプリに MonoChat MCP サーバーのアドレスを追加し、MonoChat の承認ページで 2 段階認証のコードを入力して承認し、読み取り専用にするか変更も許可するかを選びます。すると AI アプリは「今週、WhatsApp でお客様が不満に思っていたことは?」といった質問に、実際の会話をもとに答えられます。接続は 1 クリックで取り消せます。
これまで AI アプリを接続するには、MonoChat でアクセスキーを作成して設定ファイルに貼り付ける必要があり、Claude Code や Cursor を使う開発者向けの方法でした。MonoChat 3.8.45 から、MonoChat は OAuth 2.1 の認可サーバーにもなりました。マネージャーやサポートリーダーが普段ブラウザーで使っているアプリも、他のアカウントに接続するときと同じ方法で接続できます。
海外のお客様と WhatsApp でやり取りしている日本企業なら、英語やスペイン語などの会話から問い合わせの傾向を日本語でまとめてもらう、といった使い方ができます。
接続すると AI アプリにできること
MonoChat MCP サーバーは、AI アプリに決められたツールを提供します。現在、すべて読み取りのみです。
| ツール | 答えられること |
|---|---|
list_tenants | アクセスできるテナントはどれか |
list_sessions | ステータス、お客様の名前、任意の形式の電話番号、エージェント、タグ、日時に合う会話はどれか |
get_session | この会話の状態はどうなっているか |
list_messages | お客様やエージェントが何を書いたか(指定した日時以降に絞り込み可) |
search_customers | このキーワードに合う顧客は誰か |
list_message_templates | このチャネルにどのテンプレートメッセージがあるか |
毎週月曜日にマネージャーが知りたいことは、これで十分に確認できます。
東京ショップのテナントで、金曜日以降に終了した WhatsApp の会話のうち、
お客様が配送の遅れに触れているものを一覧にしてください。国ごとに
まとめ、各グループから 1 通ずつメッセージを引用してください。
「卸売」のタグが付いたお客様のうち、10 月に連絡をくれたのに、
まだ担当者から返信がない方は誰ですか?
アプリがメッセージを読み、要約を書きます。メッセージの文章は顧客やエージェントが書いたものです。ヘルプセンターにあるとおり、AI アプリが読むためのデータであり、指示ではありません。
貼り付けたキーよりサインインが安全な理由
Model Context Protocol には、OAuth 2.1 のドラフトをもとにした独自の認可仕様があります。MCP サーバーはアクセストークンを受け付けるリソースサーバーとなり、クライアントには PKCE の利用が求められます(傍受された認可コードを他人が使えないようにするためです)。さらに動的クライアント登録が推奨されており、アプリは自分で登録できるため、クライアントを手作業で作る必要はありません。
お客様にとっては、次の 4 点が変わります。
- 漏れる秘密がありません。 アプリが受け取るのは短期間のトークンで、更新も自動で行われます。パスワードやキーを見ることはないため、チャットやチケット、共有ドキュメントにうっかり貼り付けてしまうこともありません。
- アプリごとにお客様が承認します。 承認ページには、アプリ名、アプリが名乗るアドレス、承認後に戻る先が表示されます。自分のコンピューター上で動くアプリは、その旨が表示されます。
- アクセスレベルを選べます。 「MonoChat のデータを読み取る」は常に付与されます。「変更も行う」は別のスイッチで、既定ではオフです。読み取り専用の接続には、データを変更するツールは表示されません。
- アクセスは自動的に終了します。 サインインによる接続は、アプリがトークンを最後に更新してから 90 日後、お客様が取り消したとき、またはパスワードを変更またはリセットしたときに終了します。
claude.ai と Claude Desktop を接続する
- 先に MonoChat で 2 段階認証を設定します(メールまたは認証アプリ)。
- Claude で、サーバーアドレス
https://app.monochat.ai/api/mcp-serverのカスタムコネクターを追加します(自社サーバーで MonoChat を運用している場合は自社のアドレス)。OAuth クライアント ID とシークレットは空のままにします。Claude が自動で登録します。 - Claude が MonoChat の承認ページを開きます。サインインしていなければサインインします。
- 必要な場合を除き「変更も行う」はオフのままにして、6 桁の確認コードを入力し、「許可」をクリックします。
Anthropic のカスタムコネクターに関するガイダンスにも従ってください。信頼できる組織のサーバーにのみ接続し、サインイン時に求められる権限を確認し、不要なツールはオフにします。
ChatGPT を接続する
同じサーバーアドレスで、MonoChat MCP サーバーを ChatGPT のカスタムアプリとして追加します。ChatGPT は OAuth を使い、同じ承認ページを開きます。ChatGPT はアクセスキーを使えないため、接続方法はサインインのみです。
Claude Code を接続する
claude mcp add --transport http monochat https://app.monochat.ai/api/mcp-server
次に Claude Code で /mcp を実行し、Authenticate を選びます。承認ページがブラウザーで開きます。Claude Code、Cursor などの MCP クライアントは、アクセスキーを使った接続も引き続き利用できます。詳しくは 開発者ツール向けの MCP サーバーガイド をご覧ください。
接続がアクセスできる範囲
接続は、お客様の MonoChat ユーザーとして動作します。アクセスできるのはお客様が利用できるテナントだけで、その中でもロールで許可された範囲しか見られません。計画しておきたい点が 2 つあります。
- マネージャーには必要なロールだけを付与します。 チームリーダーが接続した AI アプリに経理のテナントを読ませたくないなら、そもそもチームリーダーにそのテナントへのアクセスを与えないでください。ロールと権限 をご覧ください。
- 最終的な判断は管理者にあります。 「設定 › 組織 › MCPサーバー」で、テナントの設定を変更できるユーザーは、そのテナント全体の MCP アクセスをオフにでき、すべてのユーザーのすべての接続が対象になります。同じ画面に、すべての MCP 呼び出しが表示されます。ユーザー、接続、ツール、ステータス、IP アドレス、日時です。
呼び出しには 1 分あたりの上限もあります(1 接続につき 60 回、1 アカウントにつき 300 回、1 テナントにつき 600 回、1 接続あたりの同時呼び出しは最大 4 回)。暴走したアシスタントが 1 つあっても、テナント全体が遅くなることはありません。有効な接続は、サインインによる接続を含めて最大 10 件です。
接続を管理して取り消す
すべての接続は、プロフィール設定の「MCP接続」タブに、状態、スコープ、有効期限、最終使用とともに表示されます。サインインによる接続は OAuth と表示され、アプリ名が付きます。「取り消し」をクリックすると、アプリは直ちに遮断されます。同じアプリを再び接続すると、以前の接続は置き換えられます。
取り消しは退職時の手続きにも組み込んでください。担当者が退職すると、その接続はアカウントとともになくなります。パスワードをリセットすれば、すべての許可とキーを一度に取り消せます。
接続する前に:情報システム部門と確認したい 3 つのこと
- どの AI 事業者がメッセージを処理しますか? アプリが読み取った内容は、その提供元に送られます。保存期間、学習への利用、データの処理地域の設定と、提供元との契約を確認してください。個人情報保護法(APPI)の越境移転のルールも関わります。確認すべき点は AI チャットボットのデータプライバシー にまとめています。
- 誰に接続を許可しますか? 接続はユーザーのロールに従います。機能を社内に周知する前に、どのロールに利用を認めるか決めておきましょう。
- 開放しないテナントはありますか? 会話が MonoChat の外に出てはならないテナントでは、MCP アクセスをオフにしてください。
はじめ方
MonoChat MCP サーバーはすべてのプランで利用でき、プランによる制限はありません。app.monochat.ai で無料の Basic アカウントを作成し、チャネルを接続して、MCP 連携 の手順または ヘルプセンターのガイド に沿って AI アプリを接続してください。
出典
- Model Context Protocol 仕様、Authorization(2025-06-18)(2026年11月4日に確認)
- Claude ヘルプセンター:リモート MCP を使ったカスタムコネクターの使い始め方(2026年11月4日に確認)
- MonoChat ヘルプセンター:AI アプリの接続(MCP)(2026年11月4日に確認)
- MonoChat 変更履歴 3.8.45、2026年11月3日
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